今日の次の一手（Feb 11, 2019）

こんにちは、「今日の次の一手」へようこそ。
２月前半は「詰め手筋」をテーマにした問題を出題します。

昨日の問題の解答と解説

昨日の問題図↓　あなたが後手（手前側）です。

前回に引き続き「詰め手筋」からの出題で、いま先手が▲３六飛と引いた局面。
相手玉を即詰みに討ち取ってください、という問題でした。

↓↓以下、解答と解説↓↓

【解答】△６八銀（解答図↓）

【解説】
問題図で①△５七馬（△６八銀の一手詰めを狙っている）は▲５八金（図１↓）と受けられます。

（図１）

これに△７九馬などと逃げると、▲２二歩（図２↓）が好手となります。

（図２）

この手に△同銀は▲３二飛成、△同金は▲３一飛成でいずれも金か銀を取られてしまいます。
問題図でゆっくりしている暇はなく、②△６八銀（再掲解答図↓）と一気に寄せる手が正解になります。

（解答図）

解答図以下は▲４八玉△５七銀成▲３八玉（図３↓）と進みます。

（図３）

逃げ切られたように見えますが、ここで△４九馬（図４↓）が目の覚める一手。

（図４）

以下▲同玉△４八金（図５↓）でなんと先手玉は詰んでしまいました。

（図５）

馬は動ける範囲が広く、今回の△４九馬のように玉の逃げ道をカバーしながら寄せ切ることも可能です。
ちなみに今回の問題は「横歩取り」という戦法からの出題でした。
この戦法は飛車や角の交換が行れやすく、今回のようなうっかりしやすい独特の詰み筋が多くあります。
いずれ紹介できたらと思います。

↓↓それでは今日の問題です↓↓

今日の次の一手

今日の問題図↓　あなたが先手（手前側）です。

今日も「詰め手筋」の問題で、いま後手が△６五桂と桂馬を取った局面。
後手玉を即詰みに討ち取ってください。

解答は明日発表します。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。