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今日の次の一手(Jan 8, 2019)

昨日の問題の解答・解説

昨日の問題図 あなたが先手(手前側)です。

「四間飛車」という戦法からの出題で、後手が△8五歩と歩を突いてきた局面。

知らない方にはぜひ覚えていただきたい、基本中の基本を問う問題でした。

 

 

 

 

 

↓↓以下、解答と解説↓↓


【解答】▲7七角(下図)

【解説】

▲7七角と上がって、飛車先の歩交換を防ぐ手が正解でした。

以下、後手が△8六歩としてきたら、▲同歩(下図)と取っておいて問題ありません。

上図は▲7七角が利いているおかげで、8六の歩は取られません。

 

 

 

では、もし正解の▲7七角に代えて、▲3八玉(下図)とするとどうなるでしょうか。

その場合は、△8六歩とされてしまいます.

以下、▲同歩△同飛と進んで下図。

上図は、次に△8七飛成と竜を作られる手などがあって先手が不満です。

▲7七角と上がらないと、このように飛車先の歩を交換されて、先手がまずくなってしまうのです。

問題図のように、角道を止めた振り飛車を指すときは、「△8五歩には▲7七角」とセットで覚えてしまうのが良いでしょう。

飛車先の歩交換(飛車の前の歩を動かしていって、相手の歩と交換すること)には、以下の3つのメリットがあると言われています。

 

①歩を一枚、持ち駒にすることができる。

②飛車の利きが相手陣まで直通する。

③歩のいた場所に他の駒を動かすことができる。

そのため、自分が攻めるときは歩交換を狙い、逆に相手が攻めてくるときは歩交換を防ぐのが、良い手になることが多いです。

知らなかった方は、実戦で役に立つのでぜひ覚えておきましょう。

 

 

 

 

 

↓↓それでは今日の問題です↓↓


今日の次の一手

今日の問題図 あなたが先手(手前側)です。

今日は「棒銀(ぼうぎん)」という戦法からの出題です。

銀が2七→2六→2五と棒のようにまっすぐ進んでいくので、そうよばれています。

以前紹介した「右四間飛車」と同じく、とても攻撃力のある戦法なので初心者の方にもおすすめです。

上図は後手が△4二銀と上がった局面ですが、ここからの攻めを考えてください。

 

 

 


解答は明日発表します。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。