昨日の問題図 あなたが先手(手前側)です。
前回の続きです。
「角換わり」の将棋で、銀交換のあとの指し方を問う問題でした。
↓↓以下、解答と解説↓↓
【解答】▲1五歩(下図)
【解説】
▲1五歩と端から攻めていく手が正解でした。
△同歩に▲1三歩(下図)と持ち駒の歩を打つのが継続の一手。
この歩を取らないと▲1五香とされてしまうので、後手としては①△同桂か②△同香と取るところです。
①△同桂には、それでも▲1五香(下図)と走ります。
次は▲1三香成ではなく▲1四歩と、歩で桂馬を取りにいくのが狙いです。
では②△同香はどうでしょうか?
それには▲1二銀(下図。▲1二角も有力)と打ちます。
一見すると手の意味がわからないかもしれませんが、▲2一銀成と桂馬を取る手と、▲2三銀成と飛車先を突破する手を見せています。
今回紹介したように、端から動いて攻めていくことを「端攻め(はしぜめ)」といいます。
「端攻め」は初心者や初級者の方には苦手な方が多いですが、強くなるほど端攻めが上手い方が多い印象があります。
攻めのバリエーションの一つとして「端攻め」を考えてみましょう。
↓↓それでは今日の問題です↓↓
今日の問題図 あなたが先手(手前側)です。
今日は「角交換振り飛車(かくこうかんふりびしゃ)」という戦法からの出題です。
「角交換振り飛車」とはその名のとおり、角を交換して戦う振り飛車のことです。
上図は後手が△3二金と玉を囲った局面。
後手には隙があるので、それを咎めてください。
解答は明日発表します。
最後まで読んでいただきありがとうございました。