今日の次の一手（Jan 13, 2019）

昨日の問題の解答・解説

昨日の問題図　あなたが先手（手前側）です。

「角交換振り飛車」という戦法からの出題で、後手が△３二金と上がった局面。

後手の隙を突く一手を考えてください、という問題でした。

↓↓以下、解答と解説↓↓

【解答】▲８三歩（解答図↓）

【解説】

▲８三歩と、飛車の頭に歩を打つ手が正解でした。

これを△同飛と取ると▲６一角（下図）があります。

この手は飛車と金の両取りになっており、こう進むと先手大優勢です。

なので後手としては、解答図から△同飛に代えて△９二飛が勝ります。

対して▲７七銀（下図）と引いて飛車のラインを通します。

この手は次に▲８二歩成を狙っています。

後手は△７一銀と受けるぐらいですが、それには強引に▲８二角（下図）と打ち込む手が成立します。

今日のような

以下△同銀に▲同歩成とすれば、飛車得が確実なので先手優勢となります。

今回の問題のように、歩を持ち駒にするといろいろな手段が生まれます。

歩はもっとも弱い駒なので、おろそかにしてしまいがちです。

しかし「一歩千金」という格言があります。

「一枚の歩が値千金の活躍をする」という意味です。

一枚の歩が勝敗を分けることも多々あるので、上達には歩を大切に上手に使うことが大切です。

それでは今日の問題です↓↓

今日の次の一手

今日の問題図　あなたが先手（手前側）です。

今日は「角換わり」戦法からの出題です。

角換わりの中でも、この戦型は「腰掛け銀（こしかけぎん）」といいます。

５六の銀が５七の歩の上に腰掛けているように見えるため、そうよばれています。

上図はまだ駒組みの最中ですが、この△４一玉はあまり良い手ではありませんでした。

３手一組の好手順を見つけてください。

解答は明日発表します。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。