今日の次の一手（Jan 15, 2019）

昨日の問題の解答と解説

昨日の問題図　あなたが先手（手前側）です。

「四間飛車」からの出題で、後手が△１四歩と突いてきた局面。

美濃囲いに絶対必要な、基本中の基本の一手を問う問題でした。

↓↓以下、解答と解説

【解答】▲１六歩（解答図）

【解説】

▲１六歩と、相手に合わせて端の歩を突く手が正解でした。

なぜこの歩を突いておかなければいけないのか、その一例を紹介しましょう。

下図のような局面があります。

上図では、△３六桂▲１八玉△２八金（下図）で先手玉は詰まされてしまいます。

▲１八玉のところで▲３九玉としても△２八金で詰みです。

では端歩を突いてあるとどうでしょうか。（下図）

今度は△３六桂とされても▲１七玉（下図）と逃げておいて、詰みはありません。

見ていただいたように、端歩にはいざというときの玉の逃げ道を作る意味合いがあるのです。

端歩を突いているかどうかが勝敗を分けることが多々あるので、美濃囲いの端歩は基本的には突くのが良いでしょう。

↓↓それでは今日の問題です↓↓

今日の問題図　あなたが後手（手前側）です。

今日は「中飛車」からの出題です。

まだ対局開始から３手目ですが、すでに後手が良くなる順があります。

飛車を動かしたことで生じた隙を突いてください。

解答は明日発表します。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。