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今日の次の一手(Jan 16, 2019)

昨日の問題の解答と解説

昨日の問題図 あなたが後手(手前側)です。

「中飛車」の序盤戦からの出題で、先手が▲5八飛としたところ。

飛車を動いたことで生じた隙を突いてください、という問題でした。

 

 

 

↓↓以下、解答と解説↓↓


 

 

 

【解答】△8八角成(解答図)

 

 

 

【解説】

△8八角成と角交換する手が正解でした。

以下▲同銀に△4五角(下図)と打ちます。

この角打ちは、2七と6七の二か所への成り込みを狙っています。

先手は両方を防ぐことができません。

以下▲7八金には△2七角成(下図)とします。

上図は序盤から自分だけ馬を作ることができて、後手良しです。

この問題に出てきたようなチャンスは、思ったよりもたくさん転がっているものです。

序盤から「何か良い手はないか」と探す姿勢が、勝利に結びつきます。

 

 

 

↓↓それでは今日の問題です↓↓


今日の次の一手

1月後半は「奇襲戦法」の次の一手を出題します。

「奇襲戦法」とは「相手に正確に対応されると不利になるが、対応を誤ると一気に優勢になる」、いわゆる「ハメ手」です。

プロの将棋ではあまり見られない戦法ですが、アマチュアには多くの使い手がいます。

この機会にぜひその狙いと対策を学びましょう。

今日の問題図 あなたが先手(手前側)です。

今日から「鬼殺し(おにごろし)」という戦法の次の一手を出題します。

「鬼殺し」とは下図のように、3手目にいきなり▲7七桂と桂馬を跳ねる戦法です。

この桂馬をどんどん跳ねていって、一気に相手陣を攻略するのが狙いです。

狙いが炸裂すれば「鬼のように強い相手にも勝てるから」ということで、「鬼殺し」と呼ばれています。

問題図は後手が桂取りに△6四歩としてきたところ。

このまま無条件に桂馬を取られてはまずいので、何か動いていきたい局面です。

3手一組の好手順を見つけてください。

 

 

 


解答は明日発表します。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。