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今日の次の一手(Feb 9, 2019)

こんにちは、「今日の次の一手」へようこそ。
2月前半は「詰め手筋」をテーマにした問題を出題します。

昨日の問題の解答と解説

昨日の問題図↓ あなたが先手(手前側)です。

前回に引き続き「詰め手筋」からの出題で、いま後手が△7八銀成と金を取った局面。
相手玉を即詰みに討ち取ってください、という問題でした。

 

 

 

↓↓以下、解答と解説↓↓


 

 

 

【解答】▲8二金(解答図↓)

 

【解説】
先手玉には詰めろが掛かっています。
つまり①▲5二歩成には△8九角▲同金△同竜(図1↓)と詰まされてしまいます。

(図1)

この詰めろを防ぐにはだけなら②▲9六歩(図2↓)という手も考えられます。

(図2)

しかしそれには△5一金(図3↓)と受けられて、チャンスを逃してしまいます。

(図3)

問題図では一気に寄せ切る手が求められていて、それが③▲8二金(再掲解答図↓)なのです。

(解答図)

解答図以下△6一玉には▲5二竜(▲5二歩成は△同竜で詰まない)で詰みなので、△同玉と取ります。
△同玉以下▲6二竜△7二金▲7一銀(図4↓)と進みます。

解答図のように、反対方向に駒を捨てて竜で迫っていく手筋を「送りの手筋」といいます。
これも実戦でよく出てくる手筋です。

(図4)

図4は以前にも紹介した「一間竜」という詰み形ですね。
以下は△9二玉に▲7二竜(図5↓)で詰んでいます。

(図5)

今回の問題では「送りの手筋」「一間竜」という2つの手筋が出てきました。
実戦では2つ以上の手筋が合わさって現れることもよくあります。
このような手が見えるようになれば有段者も近いでしょう。

 

 

 

↓↓それでは今日の問題です↓↓


今日の次の一手

今日の問題図 あなたが先手(手前側)です。

今日も「詰め手筋」の問題で、いま後手が△7八桂成と金を取ってきた局面。
後手玉を即詰みに討ち取ってください。

 

 

 


解答は明日発表します。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。