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今日の次の一手(Feb 21, 2019)

こんにちは、「今日の次の一手」へようこそ。
2月後半は「必至」をテーマにした問題を出題します。

昨日の問題の解答と解説

昨日の問題図 あなたが先手(手前側)です。

▲2六銀の王手に△2四玉と逃げた局面。
後手玉に必至を掛けてください、という問題でした。

 

 

 

↓↓以下、解答と解説↓↓


 

 

 

【解答】▲2二銀(解答図↓)

 

【解説】
先手玉は次に△7九馬とされると受けがなくなります。
この瞬間に後手玉を寄せ切りたいところですが、①▲2五銀打(図1↓)は良くありません。

(図1)

この▲2五銀打はダメな手の典型で、△3三玉(図2↓)で後手玉を広い方へ逃がしてしまいます。

(図2)

正解は②▲2二銀(再掲解答図↓)でした。

(解答図)

この手は1三と3三に銀を利かせることで、後手玉の逃げる場所をふさいでいます。
それだけでなく次に▲2五銀打と▲3三銀打の2つの詰めろにもなっているのです。

両方を受けるには△3三桂しかありませんが、そこで▲4四銀(図3↓)が継続の好手。

(図3)

この▲4四銀で後手には必至が掛かっています(次に△3三銀上不成の一手詰めがある)。
たとえば△4二金と3三に利かしても、△3三銀上不成▲同金に桂馬を取ったので▲3六桂(図4↓)で詰みます。

(図4)

また△3五歩と逃げ道を開けても▲3五銀引(図5)で詰みます。

(図5)

本問の▲2二銀のような手を「縛る(しばる)」といいます。
縛ることで、相手玉の逃げ道をふさいで、つかまえやすくなります。
このような手が実戦で指せるようになると、勝率アップ間違いなしです。

 

 

 

↓↓それでは今日の問題です↓↓


今日の次の一手

今日の問題図 あなたが先手(手前側)です。

いま後手が△8六歩とした局面。
後手玉に必至を掛けてください。

 

 

 


解答は明日発表します。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。