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今日の次の一手(Feb 23, 2019)

こんにちは、「今日の次の一手」へようこそ。
2月後半は「必至」をテーマにした問題を出題します。

昨日の問題の解答と解説

昨日の問題図 あなたが先手(手前側)です。

いま▲2二銀の王手に後手が△1二玉と逃げたところ。
後手玉に必至を掛けてください、という問題でした。

 

 

 

↓↓以下、解答と解説↓↓


 

 

 

【解答】▲1五歩(解答図↓)

 

【解説】
先手玉は次に△7八ととされると受けがなくなるので、ここは寄せ切るしかありません。
①▲2一銀不成(図1↓)と王手を掛けるのが自然に見えますが。

(図1)

以下△1三玉▲1五歩(図2↓)で詰めろが掛かりますね。

(図2)

しかし以下△同歩▲2六桂に△1四金(図3↓)と強引に受けられると、攻めが続きません。

(図3)

先手としては、次に▲1四桂と取った手が詰めろにならないのが苦しいです。
つまり▲1四桂には△7八と(図4↓)で負けてしまいます。

(図4)

▲2一銀不成のデメリットは、後手玉を上部に逃がしていることです。
上部に逃がすことで後手には△1四金のような、受ける余地ができてしまったのです。

よって正解は②▲1五歩(再掲解答図↓)となります。

(解答図)

解答図以下△7八とには▲2一銀不成△1三玉▲1四歩(図5↓)で詰みます。

(図5)

また△同歩にも▲同香△1三歩▲2一銀不成(図6↓)までです。

(図6)

「端玉には端歩(はしぎょくにははしふ)」という格言があります。
本問で見ていただいたように、端にいる玉には端歩を突いて攻めるのがとても厳しいです。
考えなくてもそこに手が行くようになれば、上達の証です。

 

 

 

↓↓それでは今日の問題です↓↓


今日の次の一手

今日の問題図 あなたが先手(手前側)です。

いま▲3二銀の王手に後手が△同金と取ったところ。
後手玉に必至を掛けてください。

 

 

 


解答は明日発表します。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。