• 「カナダ将棋クラブ」のウェブサイトへようこそ!/Welcome to "Canada Shogi Club" website!!

今日の次の一手(Feb 24, 2019)

こんにちは、「今日の次の一手」へようこそ。
2月後半は「必至」をテーマにした問題を出題します。

昨日の問題の解答と解説

昨日の問題図 あなたが先手(手前側)です。

いま▲3二銀の王手に、後手が△同金とした局面です。
後手玉に必至を掛けてください、という問題でした。

 

 

 

↓↓以下、解答と解説↓↓


 

 

 

【解答】▲2四桂(解答図↓)

 

【解説】
先手玉は次に△5九ととされると受けがなくなります。
金が取れるので①▲同成銀(図1↓)と取りたくなりますが。

(図1)

図1以下△同玉に▲5五桂と迫りますが、△3三玉(図2↓)と上がられるとはっきりしません。

(図2)

図2以下▲4三金には△2四玉と逃げて捕まらなくなります。
4三の成銀は大切な攻めの手がかりなので、それをなくしてしまうのはもったないです。

正解は4三の成銀を残したまま攻める②▲2四桂(再掲解答図↓)でした。

(解答図)

後手は△同歩と取りますが、▲2三銀(図3↓)が継続の一手。

(図3)

これで後手玉に必至が掛かっています。
△同金と取るのは▲3二金(図3↓)の一手詰です。

(図3)

また△4一銀と受けるのも、▲同銀成△同銀▲4二金(図4↓)から詰みます。

(図4)

図4以下は△2二玉▲3二金△2三玉▲2二金打までです。

本問の▲2四桂のように、桂馬でスペースを空ける手は実戦でもよく現れるので、覚えておくと役立ちます。
手がかりを消さない寄せを参考にしてください。

 

 

 

↓↓それでは今日の問題です↓↓


今日の次の一手

今日の問題図 あなたが先手(手前側)です。

いま後手が△5九飛打としたところ。
後手玉に必至を掛けてください。

 

 

 


解答は明日発表します。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。