今日の次の一手（Feb 28, 2019）

こんにちは、「今日の次の一手」へようこそ。
２月後半は「必至」をテーマにした問題を出題します。

昨日の問題の解答と解説

昨日の問題図↓　あなたが先手（手前側）です。

いま後手が△６七とと金を取った局面。
後手玉に必至を掛けてください、という問題でした。

↓↓以下、解答と解説↓↓

【解答】▲４三銀（解答図↓）

【解説】
先手は次に△７七ととされると受けがなくなるので、上手い手がほしいところ。
ここでやってはいけない手は①▲５二銀打（図１↓）です。

（図１）

図１以下△４二玉▲４三銀打△３三玉（図２↓）と逃げられて、後手玉は捕まりません。

（図２）

とりあえず何となく王手するというのは卒業しましょう。

正解はじっと上から押さえる②▲４三銀（再掲解答図↓）でした。

（解答図）

後手が何も受けなければ▲５二銀左（右）成、玉を左右に逃げるのは頭に銀を打って一手詰。
また△５三金にも▲５三銀打（図３↓）から詰みます。

（図３）

以下は△同金に銀を成って詰みですね。
本問のようなじっと上から押さえるような手が実戦でも指せるようになると、上達した証拠です。

ちなみに問題図から③▲５三銀としても同じに見えますが、△４一玉▲４三銀に△３二金（図４↓）と金を使われて捕まりません。

（図４）

図４以下金は取れますが、後手玉の逃走は止められません。
ささいな形の違いに敏感になりましょう。

↓↓それでは今日の問題です↓↓

今日の次の一手

今日の問題図↓　あなたが先手（手前側）です。

今日で「必至」の問題も最後です。
いま３二のと金を竜で取ったところ。
後手玉に必至を掛けてください。

解答は明日発表します。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。