こんにちは、「今日の次の一手」へようこそ。
1月後半は「奇襲戦法」をテーマにした問題を出題します。
昨日の問題図↓ あなたが後手(手前側)です。
「ノーガード戦法」からの出題で、先手が▲2一飛成と桂馬を取ってきた局面。
2枚換えを狙いますが、△8八角成と△8八飛成のどちらが良いでしょうか、という問題でした。
↓↓以下、解答と解説↓↓
【解答】△8八飛成(解答図↓)
【解説】
△8八飛成と、飛車から行くのが正解でした。
問題図から△8八角成の方が、▲同金△同飛成で竜が残るので良さそうに見えます。
しかしそこで▲3三角(失敗図↓)が王手竜取り。
(失敗図)
失敗図から△6二玉に▲8八角成と竜を取られてゲームセットです。
玉のコビン(ななめのライン)が開いているときは、角で王手○○取りを掛けられないか注意しておく必要があります。
なので後手としては△8八飛成と飛車から行くしかありません。
これなら角を渡さないので▲3三角の筋もありません。
それでは△8八飛成からの展開を少し見ていきましょう。
以下▲同金△同角成に▲8二歩(図1↓)と進みます。
(図1)
この▲8二歩は手筋で、△同銀には▲8五飛が馬と銀の両取りになります。
後手としてもこの歩は取りづらいので、△2二馬(図2↓)と竜を捕獲します。
(図2)
以下▲同竜△同銀▲8一歩成△8八飛と進んで、「今日の問題図」に続きます。
↓↓それでは今日の問題です↓↓
今日の問題図↓ あなたが後手(手前側)です。
今日も「ノーガード戦法」からの出題で、△8八飛に先手が▲7一とと銀を取った局面。
▲7一とは自然な手に見えて悪手でした。
先手玉にはなんと詰みが生じています。考えてください。
解答は明日発表します。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。